「稲むらの火」から何を学ぶか
今日、11月5日は「津波防災の日」なのだそうだ。
2011年3月11日の東日本大震災を契機にして
その年の6月に制定されたという。
その11月5日という日が
「稲むらの火」からとのこと。
内容はこうだ。
村の高台に住んでいた庄屋の五兵衛は
長い地震がおさまった後、
海の水が沖へ引いていくのをみた。
「これは津波が来る!!」
「村人たちに知らせなければ!!」
しかし、村人たちは近く祭りが行われるための準備もあり大忙しだった。
五兵衛は村に下りていって伝えていては
間に合わないと思い
刈り取ったばかりの自分の田んぼの
稲むらに火をつけた。
それを見た村人たちは、
五兵衛さんの田んぼの方じゃないか?
と、助けに高台のほうへ向かった。
その直後に村が津波にのみ込まれたが
村人は助かった、
という話だ。
東日本大震災を経験した私は、
このような行動が出来ていたのか、
自分の身や財産を他人のために
つかえるのだろうか。
今の政治が本当に国民のために
行われているのだろうか。
いろいろ考えさせられる日となりそうです。